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男性でもカンジダ治療薬は市販のもので良い?

2019年10月07日
薬を飲んでいる女性

男性も病気や体調不良、ストレスがたまることで免疫力が低下するとカンジダ症になります。男女の性差に関係なく、原因となるのはカンジダ・アルビカンスなので、抗真菌作用のある女性用の治療薬を塗布すれば、症状を緩和できます。

男女で異なるのが、症状のあらわれる患部です。男性の場合は、陰茎部にあらわれることがほとんどであり、主に亀頭部分に赤身や炎症できたり、かゆみやカサカサを感じる、皮膚がふやけたりはがれる。包皮に小膿疱ができて破れると液体が流れることもあります。また尿道内にカンジダ菌が侵入すると尿道炎になり、排尿時に痛みを感じます。

男性患者の傾向として、包茎の方のリスクが高いです。包茎は、包皮が亀頭の一部または全体をすっぽりと覆うことで高温多湿になるため真菌や雑菌が増殖しやくなり、それらが原因となって白いカスや特有のニオイを感じられます。不衛生な状態を放置していると亀頭包炎症になり、包皮から膿がでたり、痛みを感じることがあります。カンジダ症や亀頭包炎症対策の基本は、亀頭の白いカスをしっかりと洗い流し清潔に保つことです。

カンジダ症向けの市販治療薬を探すと女性用ばかりなので、使えるものがないと感じてしまうかもしれません。しかし同じ真菌が原因なので女性用を使っても十分に効果を感じられます。使える市販薬としては、抗菌成分にクロトリマゾールやイソコナゾールを配合したクリームタイプです。クリームタイプは、皮膚に馴染みやすく、浸透性が高く指で簡単に伸ばせるので、患部の隅々までしっかり塗布できます。

女性用の市販治療薬を使っているのに一向に症状が緩和しないという場合は、別の抗菌成分を配合したものに変えると良いです。クロトリマゾールを配合しているものを使って効果を感じない場合は、イソコナゾールを配合したものに変える、またイソコナゾールを配合したもので効果を感じない場合は、クロトリマゾールを配合したものに変えます。いずれも細胞膜合成を阻害する作用を持ちますが、配合されている有効成分が違っているだけでも効果があらわれやすくなります。

男性のカンジダ症も再発率が高いです。原因であるカンジダ菌が、体に常在していることが理由ですが、この他にも病気やストレスなどで免疫力が低下する、肥満や糖尿病の方や免疫抑制剤を服用している、何らかの抗生物質を服用中である、通気性の悪い下着を愛用している、制癌剤やステロイド剤などの投与を受けているとカンジダ症リスクを高めてしまいます。

陰茎部を清潔に保つのが再発予防の基本です。シャワーやお風呂に入るときは、包皮をむいて亀頭部についた汚れや雑菌、白いカスなどをしっかり洗い流し、湯上り後は水分をしっかりと拭き取ります。またストレスや疲労をためず、体質をアルカリに傾けないように栄養バランスのよい食生活をする、睡眠をしっかりとる、雑菌が繁殖しやすくなる高温多湿をさけるため、通気性の良い下着を履きましょう。