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感染力が高いヘルペスウイルスに注意!

2020年01月05日

ヘルペスウイルスは感染力が強力で、しつこく再発する傾向があります。多くの人は、子供の頃の親との接吻や恋人とのキスを通じて感染していますが、自覚することは少ないです。症状が収まるとウイルスが脊髄神経節や三叉神経節や仙髄神経節などに潜伏して長期間潜伏状態に入り、免疫力が弱まったときに症状をあらわします。一度感染すると再発を繰り返すことや一部が神経節に潜んでいるため、完治は難しいです。

最も多いのが、口唇ヘルペスです。唇や周辺、あるいは口腔内に水ぶくれやびらんができ、ヒリヒリやピリピリといった痛みや違和感、ムズムズといったかゆみに加えて、患部周辺にほてりを感じることもあります。季節の変わり目や体調不良、ストレスや生活習慣の乱れ、睡眠不足など免疫力が低下したときに症状があらわれやすくなります。

性器ヘルペスは、男性器や女性器にできる性病です。感染経路は口と性器の接触を含む性行為であり、口唇ヘルペスと同じように単純ヘルペスウイルス(HSV)が原因です。男性の場合は亀頭や包皮に水疱があらわれ、破れると駅が出てただれてカサブタができます。女性の場合は外陰部や肛門に水疱があらわれ、場合によっては膣内に症状があらわれることもあります。男女ともに痛みやかゆみなどを伴い、発熱や倦怠感を生じることも珍しくないです。

単純ヘルペスウイルスは、性行為など直接的な接触のみならずタオルやティッシュなどを通じた間接的な接触でも感染します。治ったと思ってもウイルスが神経節に潜伏しているため、免疫が低下すると症状が現れます。また水ぼうそうの原因である水痘・帯状疱疹ウイルスもヘルペスの仲間であり、こちらは空気感染します。初感染後は水ぼうそうになりますが、それらが収まると神経細胞周囲の外套細胞に潜伏し、免疫力が低下すると再発します。

最も一般的な治療薬が、グラクソスミスクラインのバルトレックスです。バトルレックスは有効成分バラシクロビル塩酸塩を配合しており、ウイルスが増殖するさいにDNAを複製する工程を阻害することで、増殖を抑制して症状を抑えます。バトルレックスは医師が処方する治療薬なので、手に入れる場合は医師の診察を受けるか個人輸入代理店を利用することになります。

1錠あたりの負担が小さいジェネリック医薬品バラクロビルもあります。先発薬バトルレックスと同等量の有効成分バラシクロビル塩酸塩を配合しているため、効果は同じですが、1錠あたりの価格がやすくなっており、長期服用に向いています。パラクロビル500mgは1箱10錠入で約3000円、1錠あたりの価格が300円未満となっており、バルトレックス500mg1箱10錠入りよりも安いです。

ジェネリック医薬品バラクロビルとバトルレックスの服用方法は同じです。まず1日1回1錠500mgを2~6ヶ月間ずっと服用します。ヘルペスウイルスは、強力な感染力があり完治も難しいですが、バラクロビルを長期服用するほど増殖できなくなり、寿命が尽きた末端神経細胞と一緒に死滅するため、再発リスクも低減できます。